青少年のための歌舞伎入門
平成12年、日韓文化交流事業での公演で、韓国の青少年にもわかりやすい演目として好評を博しました。以来、行政の文化振興事業、 文化庁文化体験プログラム、学校芸術鑑賞事業、古典芸能公演の定番として数多く上演された企画です。
プログラム例
第一幕 歌舞伎をとりまく世界の解説と体験
第一場 歌舞伎の音楽、義太夫と、表現の所作
歌舞伎に欠かせない義太夫の三味線の音に合わせた、様々な感情表現と役者の所作を紹介。
第二場 体験コーナー「立ち廻りと見栄」
歌舞伎の魅力の一つに、様式化された闘争シーンである「立ち廻り」があります。
観客有志の皆さんにも、その基本のいくつかを実際に体験して頂きます。
他に、歌舞伎独特の見栄の切り方なども体験できます。
休 憩 (この間、ロビーなどで三味線体験セミナー)
第二幕 歌舞伎舞踊劇『娘道成寺』
第一場 歌舞伎の美~女形の出来るまで
美しく、華やかな女形は歌舞伎の魅力の一つでもあります。
長い歴史の中で確立された女形の化粧と豪華な衣裳・かつらを、
実演を交えて紹介し、その魅力に迫ります。
第二場 「娘道成寺」上演(有名な作品の見どころを抜粋して鑑賞)
宝暦3年(1753年)3月、江戸中村座初演。
藤本斗文作詞、初世杵屋弥三郎作曲。熊野詣の僧侶安珍を追った清姫が、蛇体となって道成寺の鐘に巻きつき焼き溶かしたという、
道成寺縁起の物語。
その後日譚としてできた能「道成寺」を、初代中村富十郎が女形の長編舞踊として大好評を博した。
焼失した鐘が再興の日、女人禁制の寺へ白拍子に身を変えた清姫が訪れ、様々な舞を披露するうち、僧侶の隙を見て鐘にとりつく。
蛇体となるが祈り伏せられる。
今回は、花道の出から様々な舞踊を披露する所を中心に、女形ならではの女の心と姿態の所作を披露します。
構成人数:12名(出演者3,後見兼司会進行1,囃子方3,音響照明3,舞台監督、大道具、衣装方、床山、狂言方、頭取、制作 ほかスタッフ)
公演時間:約2時間(準備 4時間・撤収 最低2時間)
